2024.08.30
大阪市平野区 パチンコ店跡活用
今回は当社が組成し、まもなくスギ薬局様が開店予定の案件のご紹介です。
この案件は、取引実績のあるオーナー様からご紹介頂いた金融機関を通じてご縁を頂きました。当初は、別所有地のパチンコ店既存建物活用のご相談を受けましたが、オーナー様と面談を重ねる中で、当該地も並行してテナント誘致を進めることになりました。
スギ薬局様には、既存建物利用を前提に出店の検討を進めていただいておりましたが、最終的には、エレベーターを新設出来ず、オーナー様に建物を解体いただく流れとなり、事業用定期借地契約で合意しました。
合意後、オーナー様・スギ薬局様双方の意向に沿ったリースラインおよび分筆登記へ向けた敷地範囲を設定。その後、パチンコ店の解体工事を着手していくと、建物基礎の下から更に創業者が建てたボーリング場の残置基礎が出てきました。
計画を進めていくためにも、解体業者から追加工事の見積書を取得、オーナー様へ追加予算の確保の要請と同時並行で、スギ薬局様の設計事務所、工事会社とも打合せを重ねて、最終的に新築建物の影響範囲のみを撤去する方針で取り纏め、無事に本契約を締結。スギ薬局様が既にリリースしている出店計画通りにオープンを迎えることが出来ました。
今回の案件では想定外の地中障害発生というトラブルに対し、解体業者、設計事務所、工事会社といったプロジェクトの関係者様と問題解決に向けてアイデアの考案から実際に動いていくといった店舗がオープンするまでの過程でこの仕事の大変さ、やりがいを改めて実感することが出来ました。
今後も実績オーナー様や新規のオーナー様との関係を繋いでいけるよう尽力いたします。
⇒ その他のパチンコ店跡の活用事例はこちら