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  • LUSICの現在(いま)を創ったプロジェクト -キセラ川西編-


キセラ川西とは


兵庫県川西市で1998年から取り組まれた都市再開発事業で、甲子園球場6個分の広さを誇る次世代・複合型都市。


先進的まちづくり大賞・都市みらい推進機構理事長賞を受賞。


2022年には医療センターが開院するなど今なお成長を続けてる。





プロジェクト相関関係図


キセラ川西再開発プロジェクトについてLUSICは商業ゾーン開発に従事。


約80名の地権者取りまとめ、優良テナントの誘致を実現し、川西市・池田市の住民の皆様の利便性向上に貢献いたしました。


キセラ川西 相関図





プロジェクトの挑戦



  • 地域社会の利便性を高める大規模な商業開発案件

  • 約9,000坪の土地活用の実現

  • 地元住民のニーズにあったテナント誘致





プロジェクトの流れ



  • 2016年 「キセラ川西プロジェクト」ルーシック参画

  • 2016年 地権者説明会(約80名)の開催を開始

  • 2017年 テナント誘致を開始

  • 2018年 阪急OASISにロイヤルホームセンター、AOKIを誘致

  • 2019年 OASISタウンキセラ川西 開店





プロジェクトメンバーインタビュー


Q.まずは、開店までに印象に残るエピソードをお教えいただけますでしょうか。



出店企業OB 様

当時のショッピングセンターでは珍しい温泉施設の誘致や地域になかった有名テナントの誘致なしには今のキセラ川西の成功はなかったかと思います。

出店企業代表者 様

個人的には、契約までに10年かかったので10年越しの恋人のような感覚で、契約がまとまった時は感慨深かったですね。
会社としても、ルーシックさんの力を借りながらですが、ユニクロさんやロイヤルホームセンター、AOKIさんなど業界トップクラスのテナント様と関係を築けたのも大きかったですね。
キセラ川西も単なるお店が集まる空間ではなく、オープンモールのような開けた空間を取り入れるなど、駐車場の導線にもこだわりました。

協力会社 様(不動産 管理会社関係)

地権者様に「賑わいのある街つくりの実現」ということをお約束しておりましたので、契約締結の日が一番印象的でした。
江戸堀公証役場の会議室で関係者(地権者様)の数も多く、賃貸契約書を締結するだけで丸2日かかっていたのが印象的です。


Q.権者様、地元の方にとって当時の「キセラ川西」プロジェクトの期待感など、どのような反応がありましたでしょうか?



地権者代表者 様

地域全体として今までの産業の将来性に不安があり、市役所の方々をはじめ地域全体が危機感を持っていました。
その中で街そのものが生まれ変わるということに地権者一同はもちろん、地元の方々も大きな期待感はありました。


回遊性にまでこだわった駐車場
回遊性にまでこだわった駐車場


Q.ルーシックが地権者様、出店企業様の仲介やプロジェクトの進行をさせていただくことになりました。
それぞれのお立場でルーシックがプロジェクトに携わることより良かったと思うことはありますでしょうか。



出店企業OB 様

駅前に負けない商業集積を目指していた中で、業種問わず各カテゴリのトップランナーを誘致できたこと。
商業開発に幅広い知見を持つルーシックさんでないと今のキセラ川西は実現できていなかったと思います。

協力会社 様

地権者説明会で何度も足を運んでくださり、地権者の皆様に事業の方向性や実現性を示してもらいました。
みんなが知っているような有名テナントの誘致計画、またその実現性に納得感があり、地権者様を始め、プロジェクトに関わるみんなが同じ方向を向いて進むことが出来たかと思います。

地権者代表者 様

プロジェクトに関わる地権者は約80名おり、その中には、海外に住んでいる者もいたのですが、ルーシックさんは公正証書や契約書など事務的な書類などを全て手配しスムーズに実施していただきました。


事務所に契約書が山のように積んでおりましたね(笑)
実務は専務の松村が担当してくれていたと思います。
小さいながら組織的に動いていました。

松村

私の机が契約書の山になり、違う机で仕事していましたね(笑)

出店企業代表者 様

採択、決定から契約まで1~2ヶ月だったので非常にスピーディーで正確でした。
この手の話は、出店企業側だけでなく、地権者様側からも「当初と話が違う」と頓挫するケースが多いですよ、約半分ぐらい。
ルーシックさんは双方向にそういう話を出さず、上手くまとめられると思います。


ルーシックが作成した書類
ルーシックが作成した書類


Q.皆様からみて、ルーシックの強み、弱みを教えていただけますでしょうか。



出店企業OB 様

商業環境は著しく変化する現状において、時代を先取りするテナント誘致力、今まさに事業拡大している「追い風企業」との密接な関係づくりだと思います。
弱みというか、受託業務というビジネスモデル上、走り続けないといけないのが大変そうだなぁと(笑)


ありがとうございます。
直近の案件の数としては問題ありませんが、長期目線での安定収益の強化については、商業性や土地価値の高い物件購入などに取り組んでおります。
物件購入・テナント誘致した実績はこちら

出店企業代表者 様

強みとしては、やっぱりスピード感。基本的な知識や基礎がしっかりしているのでもたつかない。話が早い。
こちらの意思も1いえば、2,3伝わって動いてくれる。
なかなか同じ業者さんでもルーシックさんのように意図を組んで先回りして動いている会社さんは少ないと思います。

地権者代表者 様

公正証書など専門性が高い事務処理などを手早く手配いただいたことはありがたかったですね。
地権者説明会などにも参加してくださり、他の地権者の説明の手伝いをしてくださいましたし。
弱みというか、報酬は出店企業からいただくので仕方ないと思うけど、7~8割出店企業寄りで、地権者寄りでなかったかな?(笑)

協力会社 様

ルーシックさんとは役割分担をしていましたからね。
私どもは地元企業ということもあり、地権者様とのやり取りをメインに、ルーシックさんは出店企業様メインにやり取りをされていたのでそういうイメージを持たれたのかもしれませんね。


すいません、そのような力の配分をしたつもりはなかったのですが、ただその後地権者様から土地活用の相談があまりなかったということはそういう評価を持たれていたということですね。次回から地権者様方にそのような感情を抱かせないように進めていかなければいけません。貴重なご意見ありがとうございます。

協力会社 様

瞬発力というか、プロジェクトを一気にまとめ上げるマネジメント力だと思います。
ただ、丸社長が抜けた後の落差が大きいと言うか、人によってサービス品質が変わるというところでしょうか。


残念ながらご指摘どおりです。(苦笑)
サービス品質の均一化という面においても、日々仕事を通じて汎用的なスキルや知識などを共有する会を設けるなど社員教育に力を入れ、誰が担当になっても同じサービスを提供できるよう努めてまいります。
当社独自の教育・研修制度はこちら
代表ブログ「LUSICの強み」はこちら
代表ブログ「あなたもリーシングざむらいに!」はこちら


Q.「区画整理事業」に取り組む同じ境遇の方にアドバイスなどありましたらお教えください。



地権者代表者 様

関係する地権者が多い場合、法人化して代表を決めた方が良いと思います。
地権者持株の管理会社を設立し、マメでフットワークの軽い代表を決めた方が良いと思います。代表は時間のある正業の負担が軽い人がいいでしょうね。便利な新しい街として生まれ変わり移り住んでこられる人も増えてホントに地域貢献に繋がりました。


Q.地元の方、これから川西市の移住を考えられている方に一言お願いいたします。



地権者代表者 様

駅から15分ほどの立地で、スーパー、病院、ホームセンターなんでも揃っています。
これから川西市はますます発展していきますので、付近で移住を検討されている方はぜひ一度キセラ川西にも立ち寄ってみてください。

出店企業代表者 様

6万坪の区画整理の一員として地域連携を意識しています。建物で町並みづくりや防災やスペース提供やイベント開催などです。
一流出店企業が集まり、川西火打の地域活性化や不動産価値の向上の一助になれたかなと考えております。




丸・松村

皆様、本日はお忙しい中、ありがとうございました。



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