2024.10.17
【実績インタビュー】テニススクール・ノア尼崎塚口校 -後編-
テニススクール・ノア尼崎塚口校とは
全国に35校、総生徒数4万人を誇る(※)ノアインドアステージ株式会社様が運営する2022年オープンのテニススクール。
駐車場完備で車で通うことができ、阪急「塚口」からも近いため気軽に通える立地と冷暖房完全完備で季節を問わずテニスを楽しめると地域の方々に評判の人気テニススクールです。
※テニススクール・ノア 総合情報サイトより転用
テニススクール・ノア尼崎塚口校を運営する ノアインドアステージ株式会社 代表取締役社長 大西様、土地所有者である株式会社VANQ 代表取締役 田中様にお話を伺わせていただきました。
前半インタビューはこちら
インタビュー動画
▼【ノーカット版】ライブ感でインタビューを見たい方はコチラ▼
地域に愛される地域密着のテナントを誘致したかった
松村:
田中様は地域に貢献できる企業を誘致したいと検討されていると聞きました。
その中で、色々な業態のオファーがあったかと思いますが、その中でノア様に決めていただいたポイントというのは何だったんでしょうか。
田中様:
はい。
やはりノア様はテニスという、私たちがジュニアの世代に熱中したスポーツであるということと、健康増進という部分で地域に根ざした活動ができるんじゃないかなと可能性を感じました。
また、私も地主関係の方とのつき合いがあり、どこに誰がどういう土地を誰に貸してるっていうのをよく知っている中で、ノア様のテニススクールは「いいものを作ってくれたな」と周囲に思ってもらえる部分も決め手にはありました。
また、先ほどお話にもあったように、40年間不二家レストラン様にお借りいただいていて、地域の沢山の方が、3世代に渡ってご利用いただいていました。
地域に根ざしたテナントさんでしたので、是非またそういったテナントさんにお願いしたいなという思いもあり、ノア様は適材適所だと思いました。
※ 従前の不二家レストラン(GoogleMapより転用)
テナント様から見たLUSICの強み
松村:
まず大西社長、当社ルーシックがこういったプロジェクトに関わらせていただくことはよくあると思うんですけれども、その中でルーシックの良いところ、悪いところ、強さ弱さなど、率直にお聞かせいただければと思います。
大西様:
先ほど田中社長も言われていたように、松村さんはじめ皆さん営業の方でいらっしゃいますが、テナントの立場、土地オーナー様の立場、その両方の間に入って、それぞれの望みを調整するというのは非常に難しいことだと思います。
松村さんは先ほども言われていたように誠実に対応してくださり、会社として利益を出さないといけないのは当然ですが、それよりも両方ともがウィンウィンになるにはどうしたらいいかということを考え、自分たちの得よりもオーナー様とテナントさんの得になるように動いてくださっていることを感じます。
ノルマ達成などももちろんあるとは思うんですが、それよりもまずは関係者全員がハッピーになれるようにという思いで動いてくださっていると感じますね。
松村:
実は、当社は個人売上ノルマがなく、チームで会社全体の売上目標を立てているんです。
ですので、眼の前の売上より、眼の前のお客様がご満足いただけるか、という文化があります。
LUSICのカルチャーはこちら
テナント様から見たLUSICの弱み
松村:
悪いところはありますでしょうか?
大西様:
いや、悪いところというか、
今回以外ですが、テナント側からしたらもっと良い物件を持ってきてほしいというのはありますね。
今は物件がなかなか出てこない時代で難しいのは分かっていますが、我々からしたら良い物件を持ってきてほしいというのが一番の望みなので。
松村:
申し訳ございません。精進いたします。率直なご意見ありがとうございます。
大西様:
基本的には営業の方の姿勢というか、テナントさん、クライアントさん、土地オーナーさんに対して、なんとかしたい、してあげたいという思いが伝わる方っていうのはすごいなと思いますね。
松村さんはそれに当てはまると思います。
松村:
恐れ入ります。ありがとうございます。
土地所有者様から見たLUSICの強みと弱み
松村:
続いて田中様にお伺いさせていただければと思います。
田中様:
はい。
今、大西社長がほとんどお話されたので、言うことがなくなってしまったんですけれども(笑)
大西社長が今言われたように、人柄や誠実さというのはすごく素晴らしいと思います。
特に印象に残っているのは、当初お会いした時に雑談の中で松村さんが「三方よし」という言葉を使われたことです。
その時に教えていただいたんですが、近江商人の教えだそうです。
私もサラリーマン時代に自分の部下に対して、お客様のことを考えて行動しなさいという話をしていました。
しかしなかなか口に出して言うということは難しいです。
松村さんが口に出せるということは、心の底からそういう風に考えて行動されているということで、非常に伝わってきました。
「三方よし」を本当に座右の名のようにおっしゃる方がいるんだなという風に感心し、覚えています。
松村:
ありがとうございます。
会社のホームページに私の挨拶を掲載させていただいているんですが、まさしくそこにも「三方よし」のことを書かせていただいています。
本当に我々というのは、土地オーナー様とテナント様、その両方がいらっしゃらないと成り立たない仕事です。
そのために、どういうサービスが提供できるのかということを、社員一同日々考えております。
契約後に定期的な情報交換の場が欲しい
松村:
そして最後に、まず田中様、今後土地活用やテナント誘致などを考えていく中で、業界に対してこんなサービスがあったら良いなとか、こんな情報が欲しいなとか、地主様としての立場から何かお話があれば聞かせてください。
田中様:
そうですね。
これはひょっとしたらルーシック様のお仕事ではないのかもしれないんですけれども、今回ノアさんとご契約いただきまして、2年が経過しました。
契約後2年、3年、5年と経っていく中で、実際に経営状況がどうなっているのか、厳しいのか、それとも盛り上がっているのかといった途中経過の情報を定期的に聞ける機会があればいいなという風に思います。
松村:
大西社長、定期的に情報交換の機会を設けるのはいかがでしょうか?
大西様:
そうですね。
それが一番良いですね。
やはり地元の人間同士、地主様同士で話をすると、同世代は今世代交代が進んできていますので、同じ悩みを持った地主さんが多いんですね。
ルーシック様は少数精鋭で頑張っていらっしゃると思うんですけれども、もっとアプローチを増やしていけば、地主側の問題解決に貢献できるのではないかと思います。
松村:
ありがとうございます。
テニス業界の現状についてですが、大西社長はSNSで様々な情報発信をされていて、私も毎日チェックさせていただいています。
本当に業界のこと、会社の枠にとどまらず、テニス業界をどうしたら良いのかということを一生懸命考え、発信されている姿が素晴らしいと思います。
SNS以外でも、是非色々な情報を共有させていただければと思います。
様々なスポーツを取り入れ、長期安定経営を目指す
松村:
最後に大西社長、今後のテニス業界の展望や挑戦したいこと、新たなサービス、考えていることなどがあれば教えてください。
大西様:
これからは少子高齢化、人口減少時代に入ります。
20年後、30年後には必ず人口が減り、特に子供の人口が減っていくでしょう。
そうなるとテニスだけに絞っていると、会員の3割ぐらいを占める子供の数が減っていくのは目に見えています。
そこで今我々が取り組んでいるのは、種目を増やすということです。
バドミントンや卓球、また一部の事業所ではバスケットボール教室も始めました。
バスケットボールは子供だけのクラスですが、卓球やバドミントンは学生の方や一般の方も参加できます。
テニススクールという箱を使ってどのようなスポーツができるかということに取り組んでいます。
また、運動能力向上教室も開催していて、子供がかけっこなどを通して運動能力を高められるようなこともやっています。
要は、この箱をいかに稼働させるかによってオーナー様に安心していただけるというか、人が集まってこないとビジネスとして成り立たちません。
人口減少時代にあっては、いかに稼働率を上げていくかということが重要になってきます。
そこでテニスにこだわらず、色々なスポーツを取り入れていって、10年後、20年後も安定して経営を続けられるようにと考えています。
松村:
なるほど。ありがとうございます。
是非、今後も40年、50年と長いお付き合いを続けさせていただければと思います。
松村:
お二方、本日お忙しい中本当にありがとうございました。
田中様・大西様:
ありがとうございました。