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マンションの下層階に店舗を誘致するケースは、都市部を中心に増えています。
このような複合施設は、利便性が高く住民にとってメリットが多い反面、慎重に検討すべきデメリットも存在します。
本記事では、マンションの下層階に店舗を誘致することのメリット・デメリットについて、解説するとともに当社の開発型マンションのテナント誘致事例をご紹介いたします。



本記事の目次



  1. 店舗を誘致するメリット

  2. 店舗を誘致する際に留意すべきこと

  3. 当社実績のご紹介



1.店舗を誘致するメリット


1.利便性の向上



マンションの下に店舗があることで、住民は日常の買い物や飲食を手軽に済ませることができ、利便性が格段に向上します。
特に高齢者や忙しいビジネスパーソンの入居が多いマンションにとって大きなアピールポイントとなるでしょう。



利便性の向上に寄与した当社実績は下記の案件となります。


※詳細説明はブログ下部をご覧ください



2.資産価値の向上



店舗が併設されているマンションは、周辺の住環境が整備されやすく、資産価値が向上する傾向にあります。
利便性が評価され、賃貸需要も高まりやすいです。投資物件としても魅力的になるため、不動産価値の安定が期待されます。

資産価値の向上に貢献した当社実績は下記の案件となります。(詳細説明はブログ下部をご覧ください。)



3.地域活性化への貢献



マンション下層階の店舗が地域住民や通行人に利用されることで、周辺の商業エリア全体が活気づく可能性があります。
新たなビジネスが誘致されることで地域経済が潤い、結果的に街全体が活性化に貢献に繋がります。



資産価値の向上・地域活性化への貢献に寄与した当社実績は下記の案件となります。


※詳細説明はブログ下部をご覧ください


2.店舗を誘致する際に留意すべきこと



マンション下層階部分に店舗を誘致したい場合は、当社の経験上、下記のような内容を留意すべきかと思います。



1.美観について



特に区分マンションの場合、看板や広告物が増え、美観を損なう可能性があります。
住民やマンションの管理組合と協力して、商業施設の看板や照明のデザインを統一感のあるものにし、景観を損なわないよう配慮することが求められます。



2.資産価値の影響



高級ブランドや洗練されたカフェが入居する場合、資産価値が高まることが多いですが、夜間の出入りが激しい業種のお店や頻繁にテナントが入れ替わるような店舗が入ると、住環境が悪化し、マンションの価値が下がるリスクもあります。
営業スタイルや業績などテナント選定時には慎重で多角的な視点での検討が必要です。







テナント推奨リスト

お持ちのマンションの立地条件と1階にも出店可能な要望を出されているテナント様など、お持ちの土地・建物情報と親和性の高いテナント様をランキング形式にて知ることができる「テナント推奨リスト」。
33,000円/物件でご利用いただけます。テナント誘致をお考えの方はぜひこのリストで誘致すべきテナントのアタリを掴んでいただければと思います。



3.当社実績のご紹介


土地活用計画や用地取得交渉を前にして、具体的な店舗付きマンションの計画を組みたい場合は、弊社にご相談ください。


誘致事例1.コンビニ


マンション複合事例として最も一般的なコンビニエンスストアとの複合事例。




大阪市北区/ファミリーマート様



大阪市北区/ファミリーマート様

老舗企業の本社跡地の活用でしたので高付加価値の土地利用計画が求められました。
テナント企画やクリニックモール・調剤薬局付ホテル等のご提案を行う中で、マンション部分は三井不動産レジデンシャルリースの一括借上となり店舗付一括借上方式での高級賃貸レジデンスを採択されました。
その1階の店舗区画には周辺マーケットを抑えられているファミリーマート様から反応を頂きご出店へと至りました。





大阪市中央区/ファミリーマート様



大阪市北区/ファミリーマート様

建築会社様から店舗付賃貸マンション計画のテナント誘致のご依頼をいただきました。
コロナ禍で出店企業の判断が長引きましたが、テナント企業をフォローすることで再開を引き出し、土地所有者様が求められている経済条件面もクリアすることが出来、誘致に成功いたしました。





誘致事例2.クリニックモール


クリニックモールを誘致した事例。



京都市北区



京都市北区/クリニックモール

オーナー様から相続税対策用地で取得した土地についてテナント誘致の依頼を受けました。
調剤薬局様からこのエリアで整形外科様が検討しているという情報を入手。
学生マンションと医療モールの組み合わせにて計画が進みました。





大阪市旭区



大阪市旭区

隣接する商業施設(スギ薬局様が入居)の実績オーナーからのご相談で、前回の誘致で調剤薬局が出店していることから、親和性の高いクリニックへ提案。
開業支援の会社様より、地元ドクターの開業ニーズをお預かりし、隣り合う双方のビルの相乗効果に寄与いたしました。





類似案件


開発型マンション以外の様々なテナント誘致実績。



神戸市中央区



神戸市中央区/複合案件


分譲マンション複合 区分所有物件
1階 : スギ薬局
2階 : グランフィットネス24
神戸北野にあった輸入車ディーラー店舗跡の売却依頼と購入者からのテナント誘致依頼をトータルコーディネートいたしました。
用途変更申請を伴い、構造改善の計画やテナント計画を管理組合理事会に諮りながら取引を纏めることができました。





堺市堺区



神戸市中央区/複合案件


ホテル複合
1階 : 吉野家
近隣の既存店舗から、堺市役所前にて新規オープンされたABホテル堺東の1階へ誘致を行い、出店企業様の移転ニーズ、ホテル様の朝食対応ニーズの両方にお応えいたしました。




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