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    株式会社アステリズモ
    代表取締役 岸原様 編

元セブンイレブンの法人営業部次長で、現在は株式会社アステリズモ、代表取締役の岸原様にインタビューさせて頂きました。この度はありがとうございます。

「色々な場所にセブンイレブンが出店する上で、銀行・不動産業者・ハウスメーカー・デベロッパーなどとの窓口をする部署で次長をしておりました。丸さんとのお付き合いは、丸さんが大和ハウスの営業マン時代に、私はセブンイレブンの大阪の開発担当をしており、2年位一緒に仕事をしていたことがご縁の始まりです。17年くらいのお付き合いになります。」

-テナント側におられ、テナント目線で見られて、ルーシックはどのような存在でしたか?

「物件の情報量がすごく豊富だと思っていました。戸建て住宅、マンション、商業施設とあまりターゲットを絞らず事業展開をされている不動産業者さんからは、そもそも商業用地に向かないような物件情報もしょっちゅう来ましたが、ルーシックさんは色々なテナントさんとお付き合いがある中でよく学習されており、商業用地に適した情報に絞って、ロードサイド、駅前、住宅地、複合の商業施設など、幅広く多様な物件をいただけたのが有難かったですね。」

-ルーシックの強みはどのようなところとお考えでしょうか?

「地主さんをグリップする力ですね。不動産業者さんから情報をもらって、テナント側としての出店意思はあっても、最終的に成約まで至らないケースというのはすごく多いです。ルーシックさんは地主さんのグリップ力が高いので、出店したいという意向があれば、そこまで持っていって頂ける可能性がすごく高く、安心して仕事が進められたというところは大きかったですね。

中でも特徴的な強みとして感じていたのは、敷地が広い案件に関して、1つのテナントだけでなく、2テナント3テナント、場合によっては4つ5つ、そういった手間のかかる複合案件もちゃんと粘り強く色んなテナントさんに声を掛けながら、纏め上げられるっていうことですね。そういった会社さんはそんなに多くはいないのかなと思います。」

「テナントや多くの不動産業者は、地主さんの飛び込み営業をするわけです。飛び込みをして地主さんに話を聞いて頂ける、何かを提案をしてもいいよ、と言われるのは確率論の世界ですが、100件に1、2件とかだと思います。そういった有効活用意思のある地主さんの物件に、何らかのテナント付けする際、自社では付けることができないけど、ルーシックなら何とかしてくれるだろうという思いがあるから、様々な業者さんがルーシックに物件を持ち込まれるのだろうと思います。

それが結果的に取り扱う物件の数の多さに繋がり、テナント側は『ルーシックは色んな物件持っているな』という様に頼りにする。そうするとテナントさんとのコミュニケーションも更に密になるから、それを頼りに不動産業者さんもルーシックに『良いテナントさん付けてね』という様に物件情報を持ってくる、という形で双方から頼りにされていることが、良い方向性で循環しているのではないかと思います。すごいネットワークを持っているなと、テナント側、不動産業者側、両者の立場を経験して思います。」

「地主訪問は楽しくもあるけれど、営業マンとしては一ヶ月あちこち回って、やっと一件見つけた物件をルーシックに託すのだから、ルーシックは必ずテナントを見つけてあげないとダメだと思います。ただ、実際に決まるから繰り返し依頼をされるのだと思いますし、そこがきっとルーシックの生命線なのでしょうね。

丸さんは大和ハウスで営業マン時代だった頃から地主のグリップ力は抜群に高かったですよ。テナント側から見ると、本当に地主さんとの信頼関係できているの?という疑わしい不動産業者なんていっぱいあります。

テナント側は必ず市場調査をしてから最終の提示賃料を弾き出すので、市場調査にもすごく時間を取ります。例えば、一週間じっくり市場調査をして地主さんに提案させてくださいとなった段階で『地主さん、この一週間で気持ちが変わって、やっぱりやめたって言ってます』なんて言われたら、その一週間は何をしてたんだということになります。そんな話はいっぱいありますよ。市場調査より先に地主さんに会い、地主さんの賃貸意思を確認するのがテナント側として本来当然のことですが、大和ハウス時代の丸さんだけにはそうしたことを一切言わなかったですね。」

「当時、丸さんと4つぐらい一緒に案件をやりました。正直に教えてくれるんです。ちょっと地主さんの気持ちがまだ固まっていませんとか、揺れていますとか、競合が来てますとか、この地主さんは賃貸意思は固いし、テナントとして気に入ってくれてますとか、状況を正確に、かつ、わかりやすく隠すことなくタイムリーに伝えてもらえることがすごく助かっていました。今はルーシックという組織での活動になりますが、各テナントさんも同じような経験をされているから、ルーシックの物件情報は堅いだろうと信頼しているし、ルーシックと各テナントさんのコミュニケーションが取れているから、不動産業者さんもルーシックにテナント付けを依頼されるのではないかと思います。多方面のテナントさん、不動産業者さんと信頼関係がある、というところが今のルーシックの財産なのだろうと思います。私も信頼しています。」

~インタビューを終えて~
物件取得や地主様とのリレーションに大変な労力を費やされてという背景を知る良い機会となりました。その上でルーシックへ託して頂いているという期待に応えるべく、日々いただいた物件をしっかりと成約へ繋げ、お客様にお応えしていかなくては!と身が締まる思いでした。お悩みをお持ちのテナント様、不動産業者様は是非ルーシックまでお問い合わせください。粘り強く様々な業者様と手を取り合いご満足いただけるサポートをさせて頂きます。

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