改装工事調整及び収益向上提案

こんにちは、永島です。

兵庫県加古郡のスーパー跡地にてディスカウントストアのダイレックス様がグランドオープンいたしました。

既存のお取引先からテナント退店情報を取得し、リーシングをスタート。地主様からは新たに投資することなく、既存建物を活かしてのテナントを誘致して欲しいとのニーズをお預かりしました。

増改築された建物とヒアリングしていたため、オーナー様より既存建物に関する資料をお預かりし、建物の遵法性の確認を行いました。建物に関する書類の確認・役所調査を行う中で、建築基準法12条5項に基づく報告がなされている建物と確認できました。

同時並行で、前テナント様が閉店する前に水面下でリーシングを行い、ダイレックス様よりオーナー様の希望に合致する条件で出店意向をお預かりしました。

前テナント様とオーナー様との原状回復工事の立会に同席のもと、ダイレックス様・ダイレックス様の建築会社様もお連れして明け渡し・引渡状態・改装計画の打ち合わせを行いました。

その結果、ダイレックス様の改装予算に対し、前テナント様の解体費圧縮・ダイレックス様改装費用の圧縮に繋がる改装計画を建築会社様と調整し、無事に賃貸借契約を締結し、開店へとスムーズに至ることが出来ました。

最終的にはダイレックス様が継続して使用していくためにもオーナー様側でも建物の主要構造部の改修に予算確保いただき、ダイレックス様の建築会社様に建物メンテナンス工事を発注いただきました。

建物には一部空き区画があったため、当該地で前テナント様の営業時に入居していたテナント様にお声掛けし、ダイレックス様へ家賃収入の売上アップもサポートさせて頂きました。

トータルでテナント様の予算に対する改修工事内容の調整、収益向上のお手伝いをさせていただきました。

既存建物を活用することでダイレックス様へは初期コストと開店までの期間圧縮、オーナー様へは空白期間を圧縮することができ、新築に比べて資源を抑えることが出来ました。

有難いことにオーナー様からは別のご所有地のリーシング依頼も賜りました。またこのブログで紹介させていただけるよう尽力して参ります。

⇒ロードサイドの共同住宅下層階の活用事例は コチラ