社員BLOG

  • ホーム
  • 社員BLOG
  • 土地活用とリーシングの仕事は派生して決まる。~四半世紀不変の法則編~

我々の仕事の醍醐味は、「地図に残る仕事」「取引額が大きく対価も大きい仕事」「店舗開発はハレの仕事」と、枚挙にいとまがないのですが、私の中では、「どんな展開になるかわからない仕事」という刹那的ではないこの醍醐味がたまりません。

どういうことかと言いますと、きっかけは四半世紀前の最初の上司の言葉で、「どんな展開になるかわからんし行ってみろ」という前向きな行動を促す指示だったのですが、これが私の土地活用やリーシングに身を投じる人生、本当に役に立つ言葉となりました。

特に大手企業に勤めていますと「やらない仕事」がルールとして優先されます。それはそれで正しいことなのですが、私の中では、仕事の醍醐味を損なうものだと思っています。

当社の大事なクライアントとの出会いは、ある酒造会社とあるコンビニの借地土地活用マッチングの仕事がきっかけでした。

大手工事会社としては取引額が大きくならず事業性から「やならい仕事」に分類されてしまうのですが、そのマッチングを終えた時、酒造会社より「丸さんともこれで関係ができました。当社は収益土地の購入を考えている。それを丸さんにもお願いしたい」と依頼されました。

そこでケーススタディでとダメ元でご提案した物件の売主様が、後に当社の大事なクライアントになる会社なのですが、これが見事に売買成約。以降その売主様とは10年来の取引をさせて頂き、大小数多くの商業開発案件を手掛けさせていただきました。
きっかけは「やらない仕事」に分類されていた仕事なのです。

また先日も当社新人の中村君がつるやさんとアングラーズさんの仕事を決めてくれたのですが、これは 中山寺案件 で、「前向きにリーシングしていたら派生して別の仕事が決まる」という私のアドバイスを素直に実践してくれたので、初めましての挨拶の出会いから、派生的に出店依頼を受けた結果、全く別案件で見事ご成約に繋げてくれました。

地道なリーシング活動はある意味では無駄も多いのですが、私の中では無駄などありません。ですから、私はスタッフになるべく「やるな」と言わないようにしています。

これは「どんな出会いやどんな展開になるかわからない」からです。この精神活動の中での出会いは嬉しさも倍増します。

店舗開発に関わる営業の皆さん、刹那的に仕事に取り組むと大事なお客様と出会い損ねますよ!


アーカイブはこちら↓
【 VOL.1 顧客満足度を高めるには。~物件の現地確認を楽しむ編~】

【VOL.2 4半世紀変わらぬ法則!~物件現地確認を楽しむ編~】

INSiTEについて