社員BLOG

こんにちは。永島です。

今回は弊社実績・取り組み中の長期プロジェクトの借地複合を紹介させて頂きます。

場所は兵庫県尼崎市の国道2号線沿い、かつて阪神タイガースの2軍練習場及び試合会場として多くの方に親しまれていた旧阪神浜田球場跡地の約5,900坪。
レクサス様の他、物販5店舗・飲食2店舗の複合商業施設として全テナント様が開店して約1年経過しています。 ※事業スキーム

自動車ディーラー様が当該地でレクサス事業を実現にすべく事業主体としてコンペ受注後、誘致していたメインテナント様のご契約直前での出店計画見直しがあり、その後に代替テナント誘致から許認可申請の出し直しや事業者様の期間損失の軽減に奔走し、改めてこの仕事の難しさを痛感いたしました。

兵庫県広域プログラムという床面積規制の県条例、尼崎市商業立地ガイドラインという他行政より厳しいと言われている条例など複数重なる難易度の高い物件でしたが、面積制限をクリアできるテナント様誘致と配棟計画はノウハウを発揮することができました。
途中、予期せね地中障害やレベル情報の差異がでたりとトラブルがありましたが、皆様と乗り越えることができました。
約4年要した長期プロジェクトになりますが、地権者様、テナント様、設計会社様、建築会社様の力を集結できた案件です。

また、現在大阪府吹田市でも上記案件と同じく借地複合の長期プロジェクトに携わらせて頂いています。

吹田市藤白台5丁目の国立循環器病研究センター跡の約20,000坪の開発において、ついにテナント様の建築工事が着工を迎えています。

様々な目的を持った方々に喜んで頂ける施設となるよう、物販店舗・飲食店舗・クリニックモールで複合施設を組成しております。

当該地は第一種中高層住居専用地域という用途地域のため、出店可能業種や店舗面積に制限ある上に、約2万坪の一体開発において官公庁からの景観や環境に配慮したデザイン建築といった規制・指導内容に沿った企画が進捗中です。      
                                                           
誘致の取り組みを始めて4年経過し、完成・店舗開店を迎えるまであと半年ですが、尼崎浜田球場跡の物件を通して培ったノウハウをもとに皆様と想いを一つにして前進していけたらと思います。

⇒テナントミックス土地活用方法についてはコチラ

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