社員BLOG

弊社は様々な取引先から土地建物情報を預かり、そこに新たな商業テナントをはじめとする事業者を誘致する営業活動を依頼されます。

誘致したテナント企業様の出店を実現するために、開発ハード面のノウハウから法務・税務面をはじめ、不動産投資家を誘致することで、問題解決をするなど、不動産コンサルティングと人脈を駆使することが必要です。

しかし、数多くの依頼を受けますと、どうしてもお客様情報の記憶が散漫になり、アウトプットの精度が落ちることに悩みました。業績が積み上がればインプット情報も増えていきますので、ますますマッチングに集中力を欠くようになってきました。せっかく当社を頼っていただき、不動産開発の切り口をコンサルティングしなければならないのですが、情報の出力が低下すると失注が起こり始めました。

あるガソリンスタンド跡地の案件だったのですが、企画が進まず社内で放置されていたところ、セブンイレブン様が誘致され、私の親しい不動産投資家が同地を購入されたと聞きました。「なんと!。。」複雑な技術を必要などしない、目の前の近いお客様に気付かずに、案件を取りこぼしたのです。私と同業の社長さんや営業の方々は、この商機を逃した焦燥感と同じ思いを持たれたと思います。なぜだと。。

蓄積された私の頭の中の出店情報や人脈情報を人間でなく機械が均質に導いてくれれば、同じクオリティの情報を私だけでなく社員が持ってお客様の問題解決ができるのではないか?機会損失を防げるのではないか?そう思いました。これが当社マッチングアプリ「インサイト」の開発着手のきっかけです。日々の営業のデータベースを蓄積し、アルゴリズムで土地建物利用企画の解をスピーディーに出すシステムです。

当社のユーザー様であるテナント企業様にとっても「あの物件、LUSICで扱ってたの?うちも出店したかったのに。。」と言われることも少なくないほど弊社も皆様にご愛顧いただけるまでになりましたが、そんな時、私は「すいません。アウトプット力がありませんでして。。もっと当社の情報を取りに来てくださいよ。。」とお客様に情報を取りに来ないと出店機会を逃しますねと話していました。

「これでは互いに機会損失が生まれている。。出店を促進することで我々は社会に貢献できるのに、その機会をお互いに逃がしている!それではダメだ!」と熱い思いが生まれました。インサイトは弊社の単なる営業システムだけでなく、今ではお客様、ユーザー様にもご利用いただくことになり、機会損失を抑制するアプリケーションとして日々進化拡大をしています。

しかしアプリだけでは取引はまとまりません。関わるスタッフの人間力やスキルも必要です。まだまだ未熟な会社ですが、皆様のビジネス実現のお手伝いを真剣に考えております。更なるお引き立てのほどよろしくお願いします。また熱い思いでお店づくりに力を注げる方、是非力を貸してください!⇒ディープインパクト


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【 VOL.1 顧客満足度を高めるには。~物件の現地確認を楽しむ編~】

【VOL.2 4半世紀変わらぬ法則!~物件現地確認を楽しむ編~】

【VOL.3 土地活用とリーシングの仕事は派生して決まる。~四半世紀不変の法則編~】

【VOL.4 実は恥ずかしがり屋さん?~性格も変える接客魂~】

【VOL.5 迷ったら「いま!」踏み出そう】

【VOL.6 人脈の原点を大切にする】

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