社員BLOG

営業としての私を知る人で、「仕事量が多い」のは、わりと知られたことかと思いますが、それに対するスピードも「早い」という評価が得られているのであれば、それはありがたいことですので、今回はその仕事術をご紹介させて頂きます。成長を目指すビジネスマンの方々の参考になればと思います。

コツは一点。「ボールはすぐ返す」です。仕事をキャッチボールと捉えると、自分にボールがある時間をいかに短くするか、それだけをとにかく意識しているかと思います。ラグビーでいうと、「玉離れのよいスクラムハーフ」というとこでしょうか。

持ち続けると自分のストレスになりますから、早くボールを返すということが、習慣を超えてここはもう強迫観念に近くなっていると思います。ここまで来れば「仕事が遅い」ということは言われないと思います。ボールを持ったままがへっちゃらの人は、「仕事が早い」とか、「仕事に誠実だ」とか、ポジティブな評価は得られないでしょう。

もちろん、すぐいい加減に返すという意味でなく、納期を相手に示す時は、やるべき仕事とクオリティを頭で考えて「努力した最短の期間で返す」という自分を追い込んだ期日を回答します。あるいはこのタイミングで返せば「喜んでもらえるだろうな」と早さを意識します。ボールを返す期日を早くすることを「業績向上のために」自分なりに努力するということです。

きっかけは旧UFJ銀行の方が、私におっしゃられた言葉「遅いのは誰でもできるっ!」です。25歳の頃でしょうか、これだけです。以降は、自分で仕事が早いと思ったことはありませんが、遅いと誰かに指摘されたこともありません。相手の期待レベルやそれを上回るために、努力を継続していったことになります。営業は歩く方がいいか、車のほうがいいか、行動予定と日報を重ねて記載するなど、スピードを上げる為に試行錯誤した具体的努力の一つ一つのエピソードはまた話すとしますね。

仕事を早く納めるとどうなるか?相手はもちろん「早い!」とファンになってくれますし、相手に時間を与えることができます。つまり、相手を待つ間に、自分は別の仕事ができるようになり、結果、複数のタスクを同時に走らせることができるようになります。相手よりスピードが遅いとこれはできません。

いかがでしょうか。複数の案件をたくさんこなすには、いかに目の前で起きたミッションを最短でレスポンスを返す、ということで実現させるということです。

ボールが自分にあるな、という状況をなくしましょう。いつしかあなたの会社で社長賞を取っていると思いますよ。


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