新しくこの世界で頑張る人たちへ。

そろそろ新しい年度が近づいてきましたね。新入社員の皆さんは待ち遠しい日々を送っていることでしょう。

私がこの世界に足を踏み入れたのは約24年前になります。いろいろな店舗を開発し、地図に残る仕事に魅了されて、あっという間だったと思います。

新人の頃は、始発終電の繰り返しで、効率など皆無でした。でも、「早く一人前になる」という思いだけで仕事を一所懸命していたと思います。

配属前の新人研修の仕上げテストは一位。持ち味の暗記力で役員の名前は全員覚え満点(笑)。これは漫画「悪女」の影響(vol.5)。

そんな社会人スタートを切って、上司の金言はどんどん吸収、話法や仕事術に落としこんでいったと思います。

初仕事は大阪市旭区でガソリンスタンドを閉鎖させてのファミリーマートの新店開発をお世話した案件でした。配属後、野に放たれ、真夏に歩き回り、血尿も経験しました(涙)。

ようやく探客ができてプレゼンなんですが、「土地診断」っていいまして、ただ単にファミマさんが誘致できましたよと提案するのでなく、上司に教わった方式に沿って、競合店や人、車導線はどうか、賃料相場なども情報を加えて、プレゼンするわけです。

セールストークを補完し、説得力が増します。そうするとお客様から新人であることを驚かれることもよくありましたね。

回り始めてからの半年後のご契約でした。大晦日の日でした。会社は当然休みに入ってます。38度以上の熱も出てましたが新人一人でファミリーマートS氏とエッソ特約店の副社長を訪ねての初受注。

新人ですから事業部からあてにされてないし上司の「今月契約せいっ！」という指示があるわけでもなく、クールに自身の自然な動きでした。

すると、「このガソリンスタンドもやってくれよ」と光栄にもご依頼を受け、堺市でサイゼリヤを誘致し、続けて同じオーナー様より２件目を受注し新人一年目を終えました。

この時は、「現場には必ずヒントがある」という上司の言葉を信じて、現場には何度も行きましたし、サイゼリヤの標準図と見積書を持って、自宅近くの店に半日座って建材名と単価を現物見ながら自習したものです。四半世紀経ちますがこれらのお店はまだあるんじゃないでしょうか。

ここに書かれていることは誰に強制された訳でもなく全て自分の意思でした。時代が違うとか、また言われるかもしれないですが、こんなホット&クールな営業がお客様を成功に結びつけるのではないでしょうか？

皆様も、誰に言われることもなく行動し、自分の成長を喜べる社会人になっていただきたいですね。

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【VOL.10　土地利用計画について】

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【VOL.13　営業としての「こだわり」】

【VOL.14　選択のタイミング】

【VOL.15　11月10日はLUSICの誕生日】

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