社員BLOG

先日、前職の会社を訪ねた際に何か取り組めることがないか?と問題意識をもって、部長と意見交換をしました。

そこで改めて感心させられたのが、仕事の選別感覚です。もう徹底的に染み付いていますね。

さすが圧倒的な高収益企業。案件の入口でやるかやらないかの選別をされている。

その案件の土地の価格とユーザーの賃料目線、ユーザーの取引通念とを分析し、一般社員でも稼げる仕事として、ほぼ最初に仕事の仕分けをしているなと思いました。終盤で考えている私とは大違いです。

過去のブログ(VOL.3)でもお話してきましたが、「とりあえずやってみる」「どんな展開になるかわからない」が、精神の私ではなかなか割り切れない判断です。

前職時代も、自分が勤勉に仕事をすれば多少非効率でも会社のためになる、ってスキル向上亡者とでもいえる考え(VOL.13)で、営業マンとして仕事をしていたのですが、これは、勤勉に仕事ができる人しか通じない考えだとようやく気付いてきた今日この頃です。。

「丸君はもっと簡単な仕事をしないと管理職になってから苦労するよ」と。当時の役員の言葉を思い出します。

先日20代の人とゴルフに行きましたが、「さっきまで飲んでましたぁ」と。。

「さっき??おいおい、もう11時だぜ。。いつ寝てんだよ。これが平日だったら仕事せずに寝てんだろうなあ。でもこれがスタンダード。極端にいうと、これが人の生活サイクルであり、それが楽しみなんだろうな」と若者にも気付かされました。

多数の社員をマネジメントするのに、リーダーの仕事の選択仕分けと判断が必要なことを改めて勉強しました。

そんなリーシングざむらいも転機かと思う時に、一方で勤勉であることの大切さを再認識することがありました。

近日とある同世代会社の物件購入の仲介をさせて頂くことになったのですが、役員2名と社員1名の3名の会社で、本業は仲介業、稼ぐ力が半端なく余剰資力での物件購入です。

物件の売主様には馴染みがないため、安心いただく説明をするために、この会社の業績を確認したのですが、目を丸くしました。

わずか精鋭3人で当社の何倍もの仲介収入を得ておられました。一過性のものでなく、年々右肩上がりでの向上がまた素晴らしい。

キャリアや物件の選択は勿論のことでしょうが、仕事に勤勉、真面目、堅実の評価評判通りの結集の成果だと思いました。

そこでもう一度、私も営業一兵卒として社員へ仕事をバトンタッチすることを無くそうと考えました。

最近、このふたつの出来事があったことで、大手の組織運営と我々小規模企業での組織運営の仕方に特徴を見出せました。

自らが勤勉に仕事をすると共に、社員に取り組んでもらうことは何が良いのかを考え、コンサルティング営業工程の中で、その2つの折衷の在り方について、私は試行錯誤し、より多くの仕事を提供できる在り方を見つけていきたいと思います。

やはり、勤勉は美しい(笑)


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【VOL.4 実は恥ずかしがり屋さん?~性格も変える接客魂~】

【VOL.5 迷ったら「いま!」踏み出そう】

【VOL.6 人脈の原点を大切にする】

【VOL.7 機会損失をなくす!】

【VOL.8 仕事とスーツ】

【VOL.9 仕事の学習術】

【VOL.10 土地利用計画について】

【VOL.11 天職になるまで。~目立つ物件を仕上げる~】

【VOL.12 「お客様のニーズに応えるコツ」「一を聞いて十を知るコツ」「痒い所に手が届くように賢くなる」】

【VOL.13 営業としての「こだわり」】

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