社員BLOG

皆さんはどちらを選択していますか?

自動車でも徒歩電車でもお客様のもとへの到着時間はさほど変わらないのが実はほとんどだと思います。私が考えているそれぞれの一長一短をお伝えしますので、日々の営業活動で参考にしてください。

ロードサイドを主戦とする不動産営業にオーソドックスなのは自動車だと思います。原則、都心と地方で分かれてしまうでしょうけど、私は電車3WAY未満の営業拠点で営業した経験がないので、この点はあしからず、以下お読みください。

自動車。もっとも優位点は移動中のTEL(熱中すると道を間違えます。安全運転は必要)。電車徒歩に比べると「周辺も細かく回る」という足回りの機能性に弱点をもつので、移動中のTELがこれを補完してくれます。

あと私が自動車営業で拘ることができたのは「下道利用」です。目的地まで、なるべく下道を使います。既存店や主要道路をなるべく覚えるためです。立地や敷地面積や建物設計についての特殊性や再現性の特徴があれば、水平展開に役立てれますからこれは意識的にやってました。

例えば、「珍しくピロティで出店してるやん(゜.゜)」とか「3階に駐車場なしで出店しているなぁ(゜o゜)」等。この活動は電車移動では車窓から線路上の決まった景色しかみないのでできません。

もう一点は資料やファイルを沢山持って移動できます。システム手帳の良さを以前ご紹介しました(vol.19)が、PCやスマホではまだまだ凌駕できない点である紙資料提示の方がスピード良くかつお客様理解度が高まりやすい点。そのパフォーマンスの高さを維持するにはファイル(案件カルテのようなもの)の持参が必要です。

進行と共に分厚くなるので、売れっ子になると数件持ち運ぶことになるので持ち切れなくなります。かつて会社の紙袋を二重にして複数ファイルを入れて歩いていることもありましたが見映えもいけてませんし、取っ手がちぎれて、中のファイルがバサーって電車ホームに散らかることもありますので注意です(-_-;)

あと弱点は、物件回りをしっかり見れないという点かな。駐車せず乗ったまま見ることも多いと思います。すると意外に記憶に定着しません。「渋滞あったかな?」「そんな店近くにあったかな?」等。ここは、目的地まで徒歩で接近した方が、「学生が多いな」「買い物主婦が多いな」「高齢者が多いな」「意外と屋敷街だな」とか地域や周辺の息づかいが圧倒的に記憶されます。

電車徒歩。この優位点は何より健康。間違いなく体が絞れます。だいたい1日7~10キロは歩くことになると思います。ビジネスパーソンの基本は体力の強さです。良好な体力が維持されないと極論喋ることもできなくなります。電車徒歩営業の最大の目的は体力維持です。

タスク数をこなさないといけない営業にとって弱点は電話に弱い。電車乗り換え中に折返しのTELをして、意外と話が長引いてしまい、切ることもできず遅刻してしまうことがあります。

でもメールやLINE対応には自動車利用と違って強いです。電話が使いにくくなる分、メールやLINEでの営業活動で補完することができます。話は逸れますが、ゴルフラウンド中もこれにあてはまりますね。ゴルフ中はとかく電話に弱い。昨日ラウンドした人はカートに乗るなり毎回iPadをたたき始めるので、スコアや打球毎に記録を専用アプリに熱心につけてるのかなと思いきや、伺うと笑顔で「仕事してます」と仰いました。俺もしようかな、とつぶやくと息子に「下手やからやめとき」とたしなめられました。

いかがでしょうか?あとはコストや見栄(みえ)方もありますが、今回は省略します。また、自転車とバイクは決まった狭いエリアを訪問して回るにはコストも移動性もいいでしょうけど、摩擦や荷物、天候、排ガスなどからイタリア製スーツには不向きです。こんなこと考えながら営業していました。なにより、継続が大事なんですが。。参考になりましたか??


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【VOL.11 天職になるまで。~目立つ物件を仕上げる~】

【VOL.12 「お客様のニーズに応えるコツ」「一を聞いて十を知るコツ」「痒い所に手が届くように賢くなる」】

【VOL.13 営業としての「こだわり」】

【VOL.14 選択のタイミング】

【VOL.15 11月10日はLUSICの誕生日】

【VOL.16 現場の魔法】

【VOL.17 新しくこの世界で頑張る人たちへ。】

【VOL.18 複数の案件を抱えながらの仕事術】

【VOL.19 ざむらいの手帳】

【VOL.20 あこがれ】

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